「ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト2022」

 今年のユーロヴィジョン・ソング・コンテスト2022はトリノで5月10日~14日にかけて開催され、イタリアからは今年のサンレモ音楽祭で優勝した二人組マムード&ブランコの「Brividi」がイタリア代表で出場しました。因みにヴェローナ出身のアキッレ・ラウロはサンマリノ共和国代表で出場しました。アキッレ・ラウロの「Stripper」のパフォーマンスはかなり高評価だったもののファイナルまで進めず、マムード&ブランコは9位という結果に。優勝はウクライナのKalush Orchestra「Stefania」、準優勝はイギリスのSam Ryder「Space Man」、3位はスペインのChanel「SloMo」でした。
 マムード&フランコのライブ映像はコチラ https://youtu.be/blEy4xHuMbY
 アキッレ・ラウロのライブ映像はコチラ https://youtu.be/vCmX64N_sXM
 Kalush Orchestraのライブ映像はコチラ https://youtu.be/F1fl60ypdLs
 Sam Ryderのライブ映像はコチラ https://youtu.be/RZ0hqX_92zI
 Canelのライブ映像はコチラ https://youtu.be/jSQYTt4xg3I
 今回のユーロヴィジョン・ソング・コンテストに参加した国は40カ国、当初の予想に反してイスラエルは参加、アルメニアやモンテネグロも再参加する一方、アンドラ、ルクセンブルク、モナコ、リヒテンシュタインは不参加でした。現在の国際状況を考えればロシアが出場したのか知りたいところですね。大方の予想通りロシア、ベラルーシは不参加。またトルコやハンガリーなど含めて不参加国は合計10カ国でした。
 司会はミカ、ラウラ・パウジーニ、アレッサンドロ・カッテランでしたが、最終日はジリオラ・チンクエッティが登場。彼女は1946年「Non ho l’età (Per amarti)」で同コンテストの優勝者であり、1991年ローマで開催された時の司会を務めた人です。「こんなに長い時を経て再びこの舞台に立つことができて、皆さんに感謝しています」とコメントしました。
彼女のライブ映像はコチラhttps://youtu.be/TCQx-Hn2coQ
 さて、優勝したウクライナのラップ・グループKalush Orchestraは優勝が決まり、最後のパフォーマンスの後でマリウポリ救援を観客に呼びかけました。そして「僕たちはトリノにいるための一時的な滞在許可を持っているけれど、今は将来何がどうなるか言う事は難しい。明日は帰国しなければいけない、そして他の全てのウクライナ人と同じように戦う用意はできている。あらゆる成功は、今この瞬間ウクライナにとって大きな意味がある。僕たちの文化は攻撃されているけれど、僕たちがここにいるのは僕たちが生きている事を示す為でもあり、ウクライナという存在を皆に知ってもらうことにある」とコメントしました。ゼレンスキー大統領もコンテスト前にグループを招待して応援していたそうです。優勝おめでとうございます。。StefaniaとはフロントマンのOleh Psjukの母親の名前で、母に捧げた曲です。彼女はコンテストが心配のあまり金曜日の晩は3時まで寝られなかったそうです。ウクライナ語が分からないことを残念に思うほどStefaniaは良い曲なので、是非聞いてくださいね。
 Kalush Orchestraの名前の由来になったKalushはCarpazi近郊の町の名前ですが、現在は日に4回も空襲警報が鳴る状況だそうです。他所と比べて格段に多く警報が鳴る度に避難所に逃げる毎日だとか。ところで今年コンテストがトリノで開催されたのは昨年マネスキンが優勝したからです。慣例で次の開催地は優勝国と決まっているからですね。ということは来年の開催地はウクライナということになりますが…戦争が終わって無事にユーロヴィジョン・ソング・コンテスト2023ができますように心から祈っています。

ではまた